こちらに共通ヘッダが追加されます。
  1. 人文科学研究所ホーム
  2.  > 部門研究会の活動
  3.  > 研究会の活動報告
  4.  > 研究会の活動報告一覧

研究会の活動報告一覧

第7研究 衣食住文化からみた解放前後の日韓関係
研究代表者:板垣 竜太(社会学部)


開催日時2017年2月24日 09時30分~17時30分
開催場所西陣織会館、京都コリアン生活センター エルファほか
テーマ「衣食住文化からみた解放前後の日韓関係」共同調査
発表者安田昌史ほか
研究会内容本研究会は、国際学術ワークショップ(二国間交流事業)の一環として、メンバーによる共同調査(フィールドワーク)をおこなうことにしている。いわば「衣食住」の現場における研究会である。研究会メンバー6名、国外メンバー4名、通訳1名、研究補助1名の参加により、次のとおり進行した。

○午前=西陣織と在日朝鮮人(於・西陣織会館)
09:45~10:45 5F会議室で講演&質疑応答
11:00~11:45 会館内見学
※1960年代から約40年、西陣織に「織り子」として携わってこられた在日朝鮮人女性をメインの講師とし、安田昌史氏による報告と、講師の解説による西陣織会館の見学を交えながら、「西陣織と在日朝鮮人」について現場で理解を深めた。

○午後=東九条の<食>と<住>
13:30~15:00 東九条の<食>と<住>をめぐって(於・京都コリアン生活センター エルファ内)
※エルファの施設について同センター事務局長の開設を聴いたのち、1世の在日朝鮮人女性(89歳)を囲んで、東九条の<食>と<住>を中心に共同でインタビューをおこなった。
15:00~16:30 東松ノ木町(旧「40番地」)探訪
※東九条まちづくりサポートセンター(まめもやし)の事務局長のレクチャーを聴いたうえで、旧「40番地」を歩いた。また、東松ノ木団地の1世宅を訪問し、お話を聴いた。
16:30~17:30 マダンセンター、京都市 地域・多文化交流 ネットワークサロン
※東九条地域の多文化交流運動の現場を歩いた。


開催日時2017年2月23日 10時45分~18時00分
開催場所同志社大学 志高館SK214
テーマ衣食住文化からみた解放前後の日韓関係 第2回国際学術ワークショップ
発表者李柱澔、廉馥圭、谷川竜一、李杏理
研究会内容第7研究の第5回目の研究会として本学において国際学術ワークショップを開催した(二国間交流事業の一環として開催)。研究会メンバー(兼担/嘱託)から7名、海外からの研究者4名、通訳2名、研究補助1名が参加した。概要は下記のとおりである。なお、4本の報告は全て文章化し、翻訳したうえで日本語・コリア語両言語で作成した。

10:45~11:00 趣旨説明(板垣竜太:司会兼任)

11:00~12:00 報告1
李柱澔(高麗大)「衣類問題を通じてみた解放後北朝鮮社会の変化」
 -指定討論:福岡正章(同志社大)
※1945~50年を中心とした北朝鮮の衣類に関する状況を整理し、議論した。

13:15~14:15 報告2
廉馥圭(ソウル市立大)「戦時期朝鮮総督府の都市住宅対策と朝鮮住宅営団」
 -指定討論:小川原宏幸(同志社大)
※戦時期に総督府が推進した朝鮮住宅営団について、解放後の継承を含めて議論した。

14:30~15:45 報告3
谷川竜一(金沢大学)「朝鮮戦争前後における平壌の都市計画と住宅」
 -指定討論:鄭昞旭(高麗大)
※平壌の都市計画と住宅について、解放前からの変化を視野に入れて、1950年代末までの移り変わりについて議論した。

16:00~17:00 報告4
李杏理(一橋大学)「1939-1946年の経済統制と朝鮮人犯罪言説について――アジア太平洋戦時下から敗戦直後日本の食糧と酒をめぐる問題」
 -指定討論:李松順(高麗大)
※戦時期~敗戦直後の日本において、主に酒造に関連した在日朝鮮人の犯罪言説について批判的に検討し、議論した。

17:10~18:00 共同研究協議
※今後のスケジュールや共同研究の方向性について議論した。

開催日時2017年1月20日 12時30分~17時30分
開催場所志高館SK390
テーマ1930年代朝鮮民衆の<食>と<衣>をめぐって
発表者鄭祐宗
福岡正章
研究会内容 1930年代の朝鮮半島および日本の朝鮮民衆の<食>と<衣>をめぐって、報告および議論をおこなった。
○12:30-14:30 報告1
報告者:鄭 祐宗(大谷大学文学部)
報告主題:「1930年代中盤期の大阪府のある在日朝鮮人集住地における食の実践」
大阪府旧泉南郡の在日朝鮮人集住地区の食文化について、青木昌吉・伊阪春「半島人部落ニ於ケル衛生調査成績」(『金澤醫科大學十全會雜誌』42-10、1937年)の批判的検討を通じた報告があった。
○14:45~15:45 運営会議
2月下旬に開催する国際学術ワークショップおよびフィールドワークについて、その詳細な計画を検討した。また、今後の計画について相談した。
○16:00~17:30 報告2
報告者:福岡 正章(同志社大学経済学部)
報告主題:「1930年代の朝鮮における衣生活の変化」
1930年代の朝鮮で加工綿布や人絹織物などの取扱量が増加した一つの背景として、朝鮮人女性の裁縫による衣服の自家製造があったのではないかという仮説のもとに、ミシンの普及や洋裁講習会の開催について分析があった。


開催日時2016年8月27日 9時00分~18時00分
開催場所清渓川博物館(ソウル)ほか
テーマ「衣食住文化からみた解放前後の日韓関係」共同調査
発表者鄭昞旭、李松順
研究会内容本研究会は、国際学術ワークショップ(二国間交流事業)の一環として、メンバーによる共同調査(フィールドワーク)をおこなうことにしている。いわば「衣食住」の現場における研究会である。国内メンバー4名と国外メンバー3名の参加により、次のとおり進行した。
○09:00-12:00 フィールドワーク1
-ソウル歴史博物館:ソウルに関する常設展・特別展を見ながら、そこに表れている衣食住文化の変化について議論した。
-伝統酒ギャラリー:韓国伝統酒の政府広報施設で、担当者の解説をもとに伝統酒(濁酒、薬酒、焼酎、果実酒)の製法や歴史について学んだ。

○13:30-15:00 研究会:清渓川辺の衣食住(於・清渓川博物館)
-鄭昞旭「京城周辺部の産業と都市マイノリティ」
-李松順「東大門広蔵市場とその沿革」
※清渓川博物館のセミナースペースを利用して、近現代における清渓川辺の産業と住民に関する報告と議論をおこなった。
○15:00-18:00 フィールドワーク2:清渓川とその川辺
-清渓川博物館:かつてソウル市民の生活の川であった清渓川についての常設展・特別展を見ながら、そこに表れている衣食住文化の変化について議論した。
-清渓川探索:事前に得た知識をもとに、清渓水博物館~東廟市場~広蔵市場を歩きながら、20世紀衣食住文化の痕跡を辿った。

開催日時2016年8月26日 13時00分~18時30分
開催場所高麗大学校 民族文化研究院 会議室(B203)
テーマ衣食住文化からみた解放前後の日韓関係 第1回国際学術ワークショップ
発表者板垣竜太、廉馥圭、李松順、鄭昞旭、安田昌史、許殷
研究会内容第7研究の第2回目の研究会としてソウルにおいて国際学術ワークショップを開催した(二国間交流事業の一環として開催)。国内メンバー4名、国外メンバー4名、オブザーバー9名が参加した。下記のとおり3部構成で進めた。
第1部 13:00~15:20 日韓の衣食住文化研究の視点
○板垣竜太「衣食住文化研究の視座」
○韓国における衣食住文化に関する研究史の検討
 -廉馥圭「8.15前後の朝鮮住宅営団事業の‘持続と変化’」
 -李松順「近代韓国の食生活および食文化関連の研究動向」
 -鄭昞旭「解放前後韓半島衣食住物価研究のための断想」
※まず、本共同研究の目的・内容・視点・方法について確認した。次に、日本語・コリア語による衣食住文化の研究史をもちよりながら、研究の現状と課題を整理した。そのうえで国際共同研究の方向性について議論した。

第2部 15:40~16:50 事例研究
○安田昌史「京都の繊維産業に従事した在日朝鮮人」
※在日朝鮮人の「衣」に関する事例研究として、西陣・京友禅に関わった在日朝鮮人について報告と討論をおこなった。

第3部 17:00~18:20 映像資料からみた衣食住文化 & 総合討論
○許殷「映像資料でみる20世紀韓国の衣食住の変化」
※高麗大で収集・整理した1930~70年代の4本の記録映像を見ながら、20世紀朝鮮半島の衣食住の変化について論じた。
○総合討論
※今後の計画について議論した。

開催日時2016年8月5日 12時30分~17時30分
開催場所志高館SK390
テーマ総論および研究史の検討
発表者板垣竜太ほか
研究会内容第7研究の最初の研究会(国内)となった。国内メンバー7名が参加した。下記のとおり3部構成で進めた。

○12:30~14:00 第1回研究会
報告者:板垣竜太(同志社大学社会学部)
報告主題:「総論 衣食住文化からみた解放前後の日韓関係」
※経緯と予算枠組(二国間交流事業および人文研部門研究)を確認したうえで、なぜ「衣食住文化」なのか、そこから「解放前後の日韓関係」を見るということはどのようなことなのか、どのように研究を進めるかについて報告した。それにもとづいて活発な討論があった。
○14:15~16:15 第2回研究会
報告者:参加者全員
報告主題:「衣食住文化に関する研究史の検討」
※研究領域が多岐にわたるため、各自が自身の分担に関わる研究史を整理して、それを持ち寄った。それらを報告しあいながら、関連研究の現状と課題を把握するとともに、それらを共有する方法について確認した。
○16:30~17:30 運営会議
主として今後のスケジュールを確認した。