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第7研究 衣食住文化からみた解放前後の日韓関係 研究代表者:板垣 竜太(社会学部)

本研究は、朝鮮半島(戦前の朝鮮、戦後の南北朝鮮を合わせて地域名称としてこのように呼ぶ)と日本との関係(「日韓関係」と呼ぶ)を、衣食住を中心とする生活文化に注目して明らかにするものである。対象地域は朝鮮半島と日本列島にまたがるが、後者については在日朝鮮人社会など前者と関連のある領域に限定して研究する。時代は、日本によって朝鮮が植民地化されていた時代から戦後の1960年代までを視野に入れるが、そのなかでも激動期であった1940~50年代を重点的に研究する。日韓関係といえばとかく政治外交が中心になって語られがちであるが、本研究は一般の人々(民衆)の経験と認識に接近するために生活文化に注目する。そのことによって、多様な日韓関係のあり方を歴史的に究明することを目的とする。

2018年度

開催日時 2019年2月22日 10時00分~18時00分
開催場所 同志社大学烏丸キャンパス志高館1F会議室
テーマ 「衣食住文化からみた解放前後の日韓関係」共同調査
発表者 (下記プログラム中1~9をご参照下さい。)
研究会内容  本共同研究は、日韓間の「二国間交流事業共同研究」(JSPS-NRF;2016-17年度)と、本学人文科学研究所の部門研究(2016-18年度)とを組み合わせるかたちで進めてきた。2017年度で二国間事業が終わり、2018年度は総括となる国際シンポジウムの開催を主たる事業として進めた(本学コリア研究センターと共催)。報告者10名が事前に全員フルペーパーを出し、コリア語原稿は日本語に翻訳するなど、10ヶ月あまり時間をかけて準備をおこなった。そのうえで日韓同時通訳をつけて、次のようにシンポジウムを開催した。

国際シンポジウム
衣食住からみた植民地主義と冷戦 ―朝鮮半島と日本列島―

10:00-10:10 開会の辞

10:10-12:10
第1部 解放前後の連続と断絶
 1.
福岡正章(同志社大)「1930年代朝鮮における衣類消費の変化」
 2.
廉馥圭(ソウル市立大)「解放前後の都市住宅問題と住宅営団の住宅建設:ソウル地域を中心に」
 3.
李松順(高麗大)「韓国近現代の食生活における植民地と冷戦のレシピ」

13:15-15:15
第2部 移動、定着、統制
 4.
呉昌炫(国立民俗博物館)「韓国のにぼし消費文化に関する日常の民俗学:韓日カタクチイワシ漁業技術の伝播と受容にともなう食生活の変動を中心に」
 5.
李杏理(ICU)「解放前後の食糧統制・酒税法制と朝鮮人」
 6.
安田昌史(啓明大)「戦後在日朝鮮人労働者の衣食住生活:京友禅蒸水洗工場Mを事例に」

15:30-17:30
第3部 生活の社会主義化
 7.
板垣竜太(同志社大)「北朝鮮民俗学者の衣食住調査について」
 8.
李柱晧(高麗大)「衣服消費に関する言説を通じてみた社会主義移行期(1950~60年代)北朝鮮社会の変化」
 9.
谷川竜一(金沢大)「解放前後の平壌における住宅地域とその構成」

17:30-18:00 総合討論

論文参加
 10. 李定垠(国史編纂委員会)「1950年代韓国におけるナイロンの流行」

司会
鄭昞旭(高麗大)
太田修(同志社大)

2017年度

開催日時 2018年2月24日 09時00分~18時00分
開催場所 大阪府(多奈川、樽井、岸和田)
テーマ 「衣食住文化からみた解放前後の日韓関係」共同調査
発表者 鄭祐宗ほか
研究会内容 本研究会は、国際学術ワークショップ(二国間交流事業)の一環として、メンバーによる共同調査(フィールドワーク)をおこなうことにしている。いわば「衣食住」の現場における研究会である。研究会メンバー6名、国外メンバー6名、通訳1名の参加により、次のとおり進行した(なお、移動はバスを用いた)。総合的な講師兼現地案内役を鄭祐宗さん(大谷大)にお願いしたほか、現地で2名のゲスト講師からお話をうかがった。

09:00~10:30 移動(バス)

10:30~12:15 多奈川事件の調査、聞き取り
1952年3月に起きた「密造酒」一斉取締事件(多奈川事件)を中心として、多奈川地区(大阪府岬町)の在日朝鮮人の衣食住について調査するために現地をまわり、また関係者のお話をうかがった。

12:15~12:45 移動(バス)

12:45~15:00 樽井における衣食住
樽井において在日料理を食べたのち、いわゆる「朝鮮町」(1930年代に食生活に関する調査がおこなわれた)の跡地を見学した。また、関連する地域の遺跡を確認した。

15:00~15:30 移動(バス)

15:30~17:00 岸和田紡績の跡地調査
数多くの在日朝鮮人労働者が働いていた岸和田紡績の跡地を見学しながら、当時の状況について調査した。また、蛸地蔵に移動し、「城南住宅」跡を調査した。

17:00~18:00 バス(移動)→終了
開催日時 2018年2月23日 10時45分~18時00分
開催場所 同志社大学大阪サテライト・キャンパス OS2
テーマ 衣食住文化からみた解放前後の日韓関係 第4回国際学術ワークショップ
発表者 太田修、福岡正章、李松順、李定垠ほか
研究会内容 10:45~11:00 趣旨説明   板垣竜太(同志社大学)

第1部 食べるということ   司会:鄭昞旭(高麗大学校)

11:00~12:00 第1報告
報告者:李松順(高麗大学校)
報告主題:解放前後朝鮮半島における食生活の様相と変容- 食生活の地域性と雑種性
討論者:李杏理(国際基督教大学)
解放前の朝鮮半島と解放後の南朝鮮-韓国の食生活の変化について、その地域差に注目しながら、新たなものを採り入れていく様相を概論的に把握した。

13:15~14:15 第2報告
報告者:太田修(同志社大学)
報告主題:朝鮮戦争と食-ある労働者の日記からみる食事情
討論:呉昌炫(国立民俗博物館)
電気工が書き残した日記をもとに、朝鮮戦争期を中心とした食糧および物価事情について論じた。

第2部 着るということ   司会:廉馥圭(高麗大学校)

14:30~15:30 第3報告
報告者:福岡正章(同志社大学)
報告主題:1930年代の朝鮮における衣生活の変化
討論者:李柱澔(高麗大学校)
1930年代の朝鮮において、洋服用の生地の販売量が増加したことと、洋裁の普及との関係について論じた。

15:45~16:45 第4報告
報告者:李定垠(歴史問題研究所/高麗大学校)
報告主題:1950年代の大韓民国におけるナイロンの流行
討論者:安田昌史(同志社大学)
1950年代の韓国においてナイロン製品が爆発的に流行し、収束していったプロセスとその背景について論じた。

17:00~18:00 打ち合わせ
※来年2月に予定されている最後の国際学術シンポジウムの計画について打ち合わせた。
開催日時 2017年11月19日 14時00分~17時00分
開催場所 同志社大学志高館SK390
テーマ 日記からみた解放直後南朝鮮の食
発表者 太田修
研究会内容 14:00~16:00 報告
報告者:太田修(同志社大学)
報告主題:「仁川の電気工I氏の日記(1945~1950)からみた食」
(内容)電気工が書き残した日記をもとに、解放直後の仁川の食糧事情、具体的には配給、食糧流通、生活品販売組合、インフレ、生活難、中国人の食堂や食文化などに関して論じた。

16:10~17:00 打ち合わせ
※来年2月に予定されている国際学術ワークショップの計画について打ち合わせた。
開催日時 2017年7月16日 10時00分~18時00分
開催場所 仁川地域
テーマ 「衣食住文化からみた解放前後の日韓関係」共同調査
発表者 鄭昞旭ほか
研究会内容  本研究会は、国際学術ワークショップ(二国間交流事業)の一環として、メンバーによる共同調査(フィールドワーク)をおこなうことにしている。いわば「衣食住」の現場における研究会である。研究会メンバーから5名のほか韓国の交流メンバーが参加した。鄭昞旭氏編集「仁川踏査資料」をもとに仁川地域をまわった。
 まず、チャジャン麺博物館を、職員によるレクチャーを受けながら観覧した。次に、華僑中山学校内の清国領事館跡を見たのち、自由公園、済物浦倶楽部、中区庁を経由して、仁川開港場近代建築展示館(旧・日本第一八銀行支店)、仁川開港博物館(旧・仁川日本第一銀行支店)を観覧した。大佛ホテル跡、旧・日本郵船株式会社支店、清・日租界地境界階段を経て、仁川華僑歴史館を観覧した。そこから船橋(ペダリ)地域へと移動し、朝鮮燐寸株式会社跡を経て、永化初等学校および昌榮初等学校の近代建築を見学した。最後に、仁川醸造造株式会社の跡地を見学して、長いフィールドワークを終えた。
開催日時 2017年7月15日 13時00分~18時00分
開催場所 高麗大学校 西館(文科大学) B110
テーマ 衣食住文化からみた解放前後の日韓関係 第3回国際学術ワークショップ
発表者 呉昌炫・板垣竜太
研究会内容 第7研究の2017年度第2回目の研究会として、ソウルにおいて国際学術ワークショップを開催した(二国間交流事業の一環として開催)。研究会メンバーから5名のほか韓国の交流メンバーが参加した。
1) 呉昌炫 (国立民俗博物館)「20世紀におけるミョルチ(片口鰯)漁業の拡大と食生活の変動」
植民期朝鮮から現代韓国にかけて、ミョルチ(片口鰯)の漁業技術と消費慣行および市場統合が日本との関係でどのように展開したかを考察した。

2) 呉セミナ(오세미나) (無形文化研究院)「解放後における製菓器具と技術の再現を通じてみた近代文化の定着過程に関する研究:群山地域の製菓店の事例研究」
植民地期に群山地域で開店したパン屋が、解放後、つくりなおされ再びパン屋となって現代にいたる過程を、ブリコラージュ的な製菓技術の編成や家族ネットワークに注目して論じた。

3) 板垣竜太 (同志社大)「北朝鮮民俗学の衣食住調査に関する予備的考察」
北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の民俗学(etnografiya)の研究者が、1950年代後半から1960年代前半にかけておこなった現地調査がどのような歴史的脈絡で実現し、そこに衣食住文化がどのように記述されていたかを論じた。
開催日時 2017年6月10日 14時00分~17時30分
開催場所 同志社大学志高館SK390
テーマ 植民地期の江原道の衣食住について ほか
発表者 樋口雄一  李杏理
研究会内容 14:00~16:00 報告
報告者:樋口雄一(高麗博物館)
報告主題:「江原道の農民について」
(内容)これまでの報告者の長年にわたる植民地朝鮮の民衆史研究のうち、主に江原道地域に関わる研究について報告いただいた。特に、江原道の火田民の生活実態に関する最新のインタビュー調査、衛生状態に関する調査資料、こうした研究をするにあたっての基本姿勢について語っていただき、活発な討論がおこなわれた。

16:15~17:30 書評+情報交換会
書評:伊地知紀子『消されたマッコリ』(社会評論社、2015年)
報告者:李杏理(国際基督教大学ジェンダー研究センター)
※今回ははじめて書評の時間を設けた。在日朝鮮人のマッコリづくりをめぐる生活文化史の研究について紹介をしたうえで、基本的な事実関係、裁判資料の分析、在日朝鮮人運動、ジェンダーという4つの観点から評価がなされた。

2016年度

開催日時 2017年2月24日 09時30分~17時30分
開催場所 西陣織会館、京都コリアン生活センター エルファほか
テーマ 「衣食住文化からみた解放前後の日韓関係」共同調査
発表者 安田昌史ほか
研究会内容 本研究会は、国際学術ワークショップ(二国間交流事業)の一環として、メンバーによる共同調査(フィールドワーク)をおこなうことにしている。いわば「衣食住」の現場における研究会である。研究会メンバー6名、国外メンバー4名、通訳1名、研究補助1名の参加により、次のとおり進行した。

○午前=西陣織と在日朝鮮人(於・西陣織会館)
09:45~10:45 5F会議室で講演&質疑応答
11:00~11:45 会館内見学
※1960年代から約40年、西陣織に「織り子」として携わってこられた在日朝鮮人女性をメインの講師とし、安田昌史氏による報告と、講師の解説による西陣織会館の見学を交えながら、「西陣織と在日朝鮮人」について現場で理解を深めた。

○午後=東九条の<食>と<住>
13:30~15:00 東九条の<食>と<住>をめぐって(於・京都コリアン生活センター エルファ内)
※エルファの施設について同センター事務局長の開設を聴いたのち、1世の在日朝鮮人女性(89歳)を囲んで、東九条の<食>と<住>を中心に共同でインタビューをおこなった。
15:00~16:30 東松ノ木町(旧「40番地」)探訪
※東九条まちづくりサポートセンター(まめもやし)の事務局長のレクチャーを聴いたうえで、旧「40番地」を歩いた。また、東松ノ木団地の1世宅を訪問し、お話を聴いた。
16:30~17:30 マダンセンター、京都市 地域・多文化交流 ネットワークサロン
※東九条地域の多文化交流運動の現場を歩いた。
開催日時 2017年2月23日 10時45分~18時00分
開催場所 同志社大学 志高館SK214
テーマ 衣食住文化からみた解放前後の日韓関係 第2回国際学術ワークショップ
発表者 李柱澔、廉馥圭、谷川竜一、李杏理
研究会内容 第7研究の第5回目の研究会として本学において国際学術ワークショップを開催した(二国間交流事業の一環として開催)。研究会メンバー(兼担/嘱託)から7名、海外からの研究者4名、通訳2名、研究補助1名が参加した。概要は下記のとおりである。なお、4本の報告は全て文章化し、翻訳したうえで日本語・コリア語両言語で作成した。

10:45~11:00 趣旨説明(板垣竜太:司会兼任)

11:00~12:00 報告1
李柱澔(高麗大)「衣類問題を通じてみた解放後北朝鮮社会の変化」
 -指定討論:福岡正章(同志社大)
※1945~50年を中心とした北朝鮮の衣類に関する状況を整理し、議論した。

13:15~14:15 報告2
廉馥圭(ソウル市立大)「戦時期朝鮮総督府の都市住宅対策と朝鮮住宅営団」
 -指定討論:小川原宏幸(同志社大)
※戦時期に総督府が推進した朝鮮住宅営団について、解放後の継承を含めて議論した。

14:30~15:45 報告3
谷川竜一(金沢大学)「朝鮮戦争前後における平壌の都市計画と住宅」
 -指定討論:鄭昞旭(高麗大)
※平壌の都市計画と住宅について、解放前からの変化を視野に入れて、1950年代末までの移り変わりについて議論した。

16:00~17:00 報告4
李杏理(一橋大学)「1939-1946年の経済統制と朝鮮人犯罪言説について――アジア太平洋戦時下から敗戦直後日本の食糧と酒をめぐる問題」
 -指定討論:李松順(高麗大)
※戦時期~敗戦直後の日本において、主に酒造に関連した在日朝鮮人の犯罪言説について批判的に検討し、議論した。

17:10~18:00 共同研究協議
※今後のスケジュールや共同研究の方向性について議論した。
開催日時 2017年1月20日 12時30分~17時30分
開催場所 志高館SK390
テーマ 1930年代朝鮮民衆の<食>と<衣>をめぐって
発表者 鄭祐宗
福岡正章
研究会内容  1930年代の朝鮮半島および日本の朝鮮民衆の<食>と<衣>をめぐって、報告および議論をおこなった。
○12:30-14:30 報告1
報告者:鄭 祐宗(大谷大学文学部)
報告主題:「1930年代中盤期の大阪府のある在日朝鮮人集住地における食の実践」
大阪府旧泉南郡の在日朝鮮人集住地区の食文化について、青木昌吉・伊阪春「半島人部落ニ於ケル衛生調査成績」(『金澤醫科大學十全會雜誌』42-10、1937年)の批判的検討を通じた報告があった。
○14:45~15:45 運営会議
2月下旬に開催する国際学術ワークショップおよびフィールドワークについて、その詳細な計画を検討した。また、今後の計画について相談した。
○16:00~17:30 報告2
報告者:福岡 正章(同志社大学経済学部)
報告主題:「1930年代の朝鮮における衣生活の変化」
1930年代の朝鮮で加工綿布や人絹織物などの取扱量が増加した一つの背景として、朝鮮人女性の裁縫による衣服の自家製造があったのではないかという仮説のもとに、ミシンの普及や洋裁講習会の開催について分析があった。
開催日時 2016年8月27日 9時00分~18時00分
開催場所 清渓川博物館(ソウル)ほか
テーマ 「衣食住文化からみた解放前後の日韓関係」共同調査
発表者 鄭昞旭、李松順
研究会内容 本研究会は、国際学術ワークショップ(二国間交流事業)の一環として、メンバーによる共同調査(フィールドワーク)をおこなうことにしている。いわば「衣食住」の現場における研究会である。国内メンバー4名と国外メンバー3名の参加により、次のとおり進行した。
○09:00-12:00 フィールドワーク1
-ソウル歴史博物館:ソウルに関する常設展・特別展を見ながら、そこに表れている衣食住文化の変化について議論した。
-伝統酒ギャラリー:韓国伝統酒の政府広報施設で、担当者の解説をもとに伝統酒(濁酒、薬酒、焼酎、果実酒)の製法や歴史について学んだ。

○13:30-15:00 研究会:清渓川辺の衣食住(於・清渓川博物館)
-鄭昞旭「京城周辺部の産業と都市マイノリティ」
-李松順「東大門広蔵市場とその沿革」
※清渓川博物館のセミナースペースを利用して、近現代における清渓川辺の産業と住民に関する報告と議論をおこなった。
○15:00-18:00 フィールドワーク2:清渓川とその川辺
-清渓川博物館:かつてソウル市民の生活の川であった清渓川についての常設展・特別展を見ながら、そこに表れている衣食住文化の変化について議論した。
-清渓川探索:事前に得た知識をもとに、清渓水博物館~東廟市場~広蔵市場を歩きながら、20世紀衣食住文化の痕跡を辿った。
開催日時 2016年8月26日 13時00分~18時30分
開催場所 高麗大学校 民族文化研究院 会議室(B203)
テーマ 衣食住文化からみた解放前後の日韓関係 第1回国際学術ワークショップ
発表者 板垣竜太、廉馥圭、李松順、鄭昞旭、安田昌史、許殷
研究会内容 第7研究の第2回目の研究会としてソウルにおいて国際学術ワークショップを開催した(二国間交流事業の一環として開催)。国内メンバー4名、国外メンバー4名、オブザーバー9名が参加した。下記のとおり3部構成で進めた。
第1部 13:00~15:20 日韓の衣食住文化研究の視点
○板垣竜太「衣食住文化研究の視座」
○韓国における衣食住文化に関する研究史の検討
 -廉馥圭「8.15前後の朝鮮住宅営団事業の‘持続と変化’」
 -李松順「近代韓国の食生活および食文化関連の研究動向」
 -鄭昞旭「解放前後韓半島衣食住物価研究のための断想」
※まず、本共同研究の目的・内容・視点・方法について確認した。次に、日本語・コリア語による衣食住文化の研究史をもちよりながら、研究の現状と課題を整理した。そのうえで国際共同研究の方向性について議論した。

第2部 15:40~16:50 事例研究
○安田昌史「京都の繊維産業に従事した在日朝鮮人」
※在日朝鮮人の「衣」に関する事例研究として、西陣・京友禅に関わった在日朝鮮人について報告と討論をおこなった。

第3部 17:00~18:20 映像資料からみた衣食住文化 & 総合討論
○許殷「映像資料でみる20世紀韓国の衣食住の変化」
※高麗大で収集・整理した1930~70年代の4本の記録映像を見ながら、20世紀朝鮮半島の衣食住の変化について論じた。
○総合討論
※今後の計画について議論した。
開催日時 2016年8月5日 12時30分~17時30分
開催場所 志高館SK390
テーマ 総論および研究史の検討
発表者 板垣竜太ほか
研究会内容 第7研究の最初の研究会(国内)となった。国内メンバー7名が参加した。下記のとおり3部構成で進めた。

○12:30~14:00 第1回研究会
報告者:板垣竜太(同志社大学社会学部)
報告主題:「総論 衣食住文化からみた解放前後の日韓関係」
※経緯と予算枠組(二国間交流事業および人文研部門研究)を確認したうえで、なぜ「衣食住文化」なのか、そこから「解放前後の日韓関係」を見るということはどのようなことなのか、どのように研究を進めるかについて報告した。それにもとづいて活発な討論があった。
○14:15~16:15 第2回研究会
報告者:参加者全員
報告主題:「衣食住文化に関する研究史の検討」
※研究領域が多岐にわたるため、各自が自身の分担に関わる研究史を整理して、それを持ち寄った。それらを報告しあいながら、関連研究の現状と課題を把握するとともに、それらを共有する方法について確認した。
○16:30~17:30 運営会議
主として今後のスケジュールを確認した。