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人文科学研究所 連続講座　「差別と抵抗からみた『日本近代』」 ＜全3回＞

同志社大学人文科学研究所連続講座を開催します。皆様のご参加をお待ちしております。

テーマ・内容

差別と抵抗からみた「日本近代」

第1回　19-20世紀転換期の日本社会と「救済」観の変容
第2回　日本近代の学知と被差別部落への眼差し
第3回　全国水平社の創立と「人間は尊敬するべきものだ」という思想

1922年に全国水平社が創立されてから100年が経過しました。各地で記念行事が企画されその意義を再確認するとともに、あらためて人間の尊厳を問う動きが広まりつつあります。この連続講座では、日本の近代化過程で部落問題が見いだされ、政府やアカデミズムなど様々な立場の人々によって生み出された被差別部落への眼差し、当事者たちが展開した差別への抵抗運動にかんする近年の研究成果を紹介します。これを通じて「日本近代」を再考する機会にしたいと思います。

講師

関口　寛　同志社大学人文科学研究所准教授