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第2研究 留岡幸助関係資料からみた日本近代  研究代表者:関口 寛(人文科学研究所)

 本研究会は、19世紀末から20世紀初頭にかけて社会事業の先駆者として活動した留岡幸助の資料を通じて、日本近代化に彼が果たした役割と、当該期に登場した新たな「救済」のあり方を検討することを目的とする。留岡が残した膨大な日記や手帳などを用い、彼の社会事業論の特徴や社会的逸脱者への視点、またそれに基づく政策の展開を具体的に分析することで、当時の社会事業が有していた特徴と、その過程で生じた社会的な境界やカテゴリー、統治の在り方を明らかにする。また、西洋との比較統治史の観点を取り入れ、日本における「包摂」と「排除」の問題を総合的かつ多角的に考察することを目指す。