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第6研究 現代民主主義の危機とその克服に関する思想史的研究 研究代表者:長谷川 一年(法学部)
本研究会では、欧米諸国および日本における民主主義の危機の現状を多角的に考察するとともに、その克服の方途を探求する。現代民主主義の危機の徴候として、新自由主義による格差の拡大、既成政党の機能不全、移民・難民の排斥を訴える排外主義、ポピュリズムの台頭といった要因が指摘されている。本研究は、西洋政治思想史の知見を踏まえて、①民主主義と自由主義の関係性の再検討、②ナショナリズムの馴致の可能性、③自由民主主義体制における議会(議会制)の役割の再評価、という三つの視角から研究を進める。イギリス、アメリカ、ドイツ、フランスの政治思想の研究者を糾合して定例の研究会を開催するとともに、研究成果については、学会報告や公開シンポジウム、研究書の刊行を通して広く社会に発信する。