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第17研究 市場志向マーケティングの新潮流  研究代表者:冨田 健司(商学部)

 マーケティング研究において市場に目を向けることは重要であり、市場志向は企業に高いパフォーマンスをもたらすことや新製品開発の成功率を高めることが指摘されてきた。そして、市場志向を顧客志向、競争志向、職能横断的統合という3つの下位概念に分け、これらの諸変数がもたらす影響についての研究が蓄積されてきた。
 これまでの先行研究はハイテク産業を調査対象としたものや、産業を分けない包括的な調査が多いため、先行研究で見出された結論が当てはまらない産業があると思われる。そこで、いくつかの産業を対象に、個々に詳細に調査することにより、これまでの先行研究で導出されたモデルを検討し、産業特性を見出すことを研究目的とする。