'23年6月9日 更新
同志社大学人文科学研究所第106回公開講演会を開催いたします。
皆様のご参加をお待ちしております。
本講演会では、地域と地域、人と人のかかわりについて、境界を越える越境者の視点から展望することで、彼らにとって境界とは何か、彼らにとって故郷とは何かについて、
「個をめぐる生の物語」から描き出す。故郷と帰属をめぐる重層性の課題を追究し、ある特定の地域との関わりのなかで、越境者が〈何をしたか〉といった出来事とその因果関係にのみ関心をもつのではなく、人びとが自己をめぐるさまざまな他者との関係性のなかで、〈如何に生きたか〉に軸足をおき、その「生」の営みを多角的に明らかにする方向性へと扉を開く。人類学者と歴史学者がそれぞれのフィールドで対話した越境者の語りを通して、為政者や国家による「大きな物語」の脱中心化を促し、国民国家においていまなお、新たな「生」の余白と対話の場を生成しつづける越境者の実践をたどっていく。
「慰霊碑が語ること語らないこと―日ソ戦争が生み出した樺太住民の故郷喪失」
下條 尚志 神戸大学国際文化学研究科准教授
「小さな歴史」から「大きな歴史」を問い直す―ベトナム多民族混淆社会の一家族から考える20世紀」
王 柳蘭 同志社大学グローバル地域文化学部准教授
「中国ムスリムの末裔・パンロン人たちの声―雲南・ミャンマー・タイを越えて」
村橋 勲 静岡県立大学国際関係学部助教
「故郷とアイデンティティを希求する―ウガンダにおける南スーダン人の経験と語り」
山田 孝子 京都大学名誉教授
[司会]
王 柳蘭 同志社大学グローバル地域文化学部准教授
または
往復はがき 申込締切: 7月4日(火)
住所・氏名・電話番号・Zoomで受講希望の場合はメールアドレスを明記し、次の宛先まで
〒602-8580 京都市上京区今出川通烏丸東入 同志社大学人文科学研究所
皆様のご参加をお待ちしております。
講演テーマ
越境者をめぐる<故郷>と<境界>―個の物語から考える
本講演会では、地域と地域、人と人のかかわりについて、境界を越える越境者の視点から展望することで、彼らにとって境界とは何か、彼らにとって故郷とは何かについて、
「個をめぐる生の物語」から描き出す。故郷と帰属をめぐる重層性の課題を追究し、ある特定の地域との関わりのなかで、越境者が〈何をしたか〉といった出来事とその因果関係にのみ関心をもつのではなく、人びとが自己をめぐるさまざまな他者との関係性のなかで、〈如何に生きたか〉に軸足をおき、その「生」の営みを多角的に明らかにする方向性へと扉を開く。人類学者と歴史学者がそれぞれのフィールドで対話した越境者の語りを通して、為政者や国家による「大きな物語」の脱中心化を促し、国民国家においていまなお、新たな「生」の余白と対話の場を生成しつづける越境者の実践をたどっていく。
第1部 個別発表 (13:30 - 15:40)
中山 大将 釧路公立大学経済学部准教授「慰霊碑が語ること語らないこと―日ソ戦争が生み出した樺太住民の故郷喪失」
下條 尚志 神戸大学国際文化学研究科准教授
「小さな歴史」から「大きな歴史」を問い直す―ベトナム多民族混淆社会の一家族から考える20世紀」
王 柳蘭 同志社大学グローバル地域文化学部准教授
「中国ムスリムの末裔・パンロン人たちの声―雲南・ミャンマー・タイを越えて」
村橋 勲 静岡県立大学国際関係学部助教
「故郷とアイデンティティを希求する―ウガンダにおける南スーダン人の経験と語り」
第2部 総合討論・コメント (15:50 - 17:00)
[コメンテーター]山田 孝子 京都大学名誉教授
[司会]
王 柳蘭 同志社大学グローバル地域文化学部准教授
お申し込み方法 申込締め切りました
申込フォーム 申込締切: 7月6日(木)または
往復はがき 申込締切: 7月4日(火)
住所・氏名・電話番号・Zoomで受講希望の場合はメールアドレスを明記し、次の宛先まで
〒602-8580 京都市上京区今出川通烏丸東入 同志社大学人文科学研究所
参考
同志社大学人文科学研究所第21期第17研究 - 外部サイト- 主催/
- 同志社大学人文科学研究所
- 共催/
- 同志社大学人文科学研究所第21期第17研究「コミュニティの維持をめぐるつながりと境界の動態に関する比較研究―人の移動・交渉・葛藤」
同志社大学人文科学研究所第106回公開講演会を開催いたします。
皆様のご参加をお待ちしております。
本講演会では、地域と地域、人と人のかかわりについて、境界を越える越境者の視点から展望することで、彼らにとって境界とは何か、彼らにとって故郷とは何かについて、
「個をめぐる生の物語」から描き出す。故郷と帰属をめぐる重層性の課題を追究し、ある特定の地域との関わりのなかで、越境者が〈何をしたか〉といった出来事とその因果関係にのみ関心をもつのではなく、人びとが自己をめぐるさまざまな他者との関係性のなかで、〈如何に生きたか〉に軸足をおき、その「生」の営みを多角的に明らかにする方向性へと扉を開く。人類学者と歴史学者がそれぞれのフィールドで対話した越境者の語りを通して、為政者や国家による「大きな物語」の脱中心化を促し、国民国家においていまなお、新たな「生」の余白と対話の場を生成しつづける越境者の実践をたどっていく。
「慰霊碑が語ること語らないこと―日ソ戦争が生み出した樺太住民の故郷喪失」
下條 尚志 神戸大学国際文化学研究科准教授
「小さな歴史」から「大きな歴史」を問い直す―ベトナム多民族混淆社会の一家族から考える20世紀」
王 柳蘭 同志社大学グローバル地域文化学部准教授
「中国ムスリムの末裔・パンロン人たちの声―雲南・ミャンマー・タイを越えて」
村橋 勲 静岡県立大学国際関係学部助教
「故郷とアイデンティティを希求する―ウガンダにおける南スーダン人の経験と語り」
山田 孝子 京都大学名誉教授
[司会]
王 柳蘭 同志社大学グローバル地域文化学部准教授
または
往復はがき 申込締切: 7月4日(火)
住所・氏名・電話番号・Zoomで受講希望の場合はメールアドレスを明記し、次の宛先まで
〒602-8580 京都市上京区今出川通烏丸東入 同志社大学人文科学研究所
皆様のご参加をお待ちしております。
講演テーマ
越境者をめぐる<故郷>と<境界>―個の物語から考える
本講演会では、地域と地域、人と人のかかわりについて、境界を越える越境者の視点から展望することで、彼らにとって境界とは何か、彼らにとって故郷とは何かについて、
「個をめぐる生の物語」から描き出す。故郷と帰属をめぐる重層性の課題を追究し、ある特定の地域との関わりのなかで、越境者が〈何をしたか〉といった出来事とその因果関係にのみ関心をもつのではなく、人びとが自己をめぐるさまざまな他者との関係性のなかで、〈如何に生きたか〉に軸足をおき、その「生」の営みを多角的に明らかにする方向性へと扉を開く。人類学者と歴史学者がそれぞれのフィールドで対話した越境者の語りを通して、為政者や国家による「大きな物語」の脱中心化を促し、国民国家においていまなお、新たな「生」の余白と対話の場を生成しつづける越境者の実践をたどっていく。
第1部 個別発表 (13:30 - 15:40)
中山 大将 釧路公立大学経済学部准教授「慰霊碑が語ること語らないこと―日ソ戦争が生み出した樺太住民の故郷喪失」
下條 尚志 神戸大学国際文化学研究科准教授
「小さな歴史」から「大きな歴史」を問い直す―ベトナム多民族混淆社会の一家族から考える20世紀」
王 柳蘭 同志社大学グローバル地域文化学部准教授
「中国ムスリムの末裔・パンロン人たちの声―雲南・ミャンマー・タイを越えて」
村橋 勲 静岡県立大学国際関係学部助教
「故郷とアイデンティティを希求する―ウガンダにおける南スーダン人の経験と語り」
第2部 総合討論・コメント (15:50 - 17:00)
[コメンテーター]山田 孝子 京都大学名誉教授
[司会]
王 柳蘭 同志社大学グローバル地域文化学部准教授
お申し込み方法 申込締め切りました
申込フォーム 申込締切: 7月6日(木)または
往復はがき 申込締切: 7月4日(火)
住所・氏名・電話番号・Zoomで受講希望の場合はメールアドレスを明記し、次の宛先まで
〒602-8580 京都市上京区今出川通烏丸東入 同志社大学人文科学研究所
参考
同志社大学人文科学研究所第21期第17研究 - 外部サイト- 主催/
- 同志社大学人文科学研究所
- 共催/
- 同志社大学人文科学研究所第21期第17研究「コミュニティの維持をめぐるつながりと境界の動態に関する比較研究―人の移動・交渉・葛藤」